tekitou blog

アニメやあつ森について語りそう。

転職中の小言

仕事をやめて自己分析的なことをぼんやりやっている。

 

自分は何がしたいんだろう。

 

「将来の自分が楽できるように今頑張る」が私の口癖だった。

エンジニア を続けるには、どうやら無理そうだな〜と最近思っている。

進めば進むだけ違った知識が必要になって、際限がないように思える。

 

頑張り続けるにはどうしたらいいんだろう。

もうちょっと仕事に目的を作って、やりがいを感じたい。

 

「誰かが楽をできるようにして、巡り巡って私も楽ができるようになりたいな〜」

と最近思うようになった。

 

誰かがちょっと幸せになって、私もちょっと満足して幸せになるような、

そんな仕事がしたいな〜。

読書の備忘録 思考実験系の話②

積読の中にマルコム・グラッドウェルさんの「第1感」があった。

むかしむかし、TEDのスピーチが面白くて買ったものの「ふーん。」くらいの感想しか出せず眠らせていた。

 

「第1感とは」みたいな思考実験の本で、テーマ自体は面白いのに頭が残念で読めなかったのだ。

「思考の整理学」と並行で読んでいるが、「思考の整理学」の思考法(?)が使われていて今回は楽しく読み進められている。

 

必要なのは基礎知識だな〜と痛感した。つらい。

読書の備忘録 思考実験系の話①

2年前に外山滋比古さんの名著「思考の整理学」を買った。

 

ただ、当時は何が良いのかよく分からずに終わっていた。

1章の「グライダー」を活字慣れしてない中一生懸命読んだのに、「だから何なんだろう」で本を閉じてしまったのだ。

 

最近、出口汪さんの「論理的思考力をきたえる「読む技術」」を読んだ。

最近エンジニア のくせにロジカルが出来てないな〜と言う悲しい悩みがあって、縋るような思いで読んだ。

 

その後、改めて「思考の整理学」を読んでみて気づいたのが、「グライダー」は章そのものが本の命題になっているので、これだけ読んで分かる訳ないなと言うこと。

 

間違ってるかも知れないけれども、そう理解することでそのあとの話も楽しく読み進めることができた。

思考に関する基本的なプロセスが、たくさんの例を出しながら書かれていて学びが多い。

読むのが遅いので最後まで読めてないが、読めるようになってよかった〜としみじみ感じている。

攻殻機動隊を見た

普及の名作、攻殻機動隊を見た。

2045を見るつもりが、気がついたらghost in the shell からSAC SSS まで見てた。

 

 

新作SSS_2045、アメリカ編なんて無かったのだ。

 

オモシロは悪くない。が、あれは攻殻とは違う何かにしか思えなかった。

戦争にはしゃぐバトー、ずっと軽口を叩く少佐、謎の身のこなしの敵。

何かと軽い。

少佐の全身義体も軽い。着地のたびにズシって言うのが好きなのに、羽のように軽やかだった。

あとおじさん達の扱い結構酷い。SSSでリーダーやってたトグサが離婚してカンフーしだすなんて。そんな〜。

 

9課を再編してからの話は結構良い感じである。

風呂敷は程々の広さが良い。地に足がつく。

最新話の終わり方がハラハラして、早く続きが見たくて仕方ない!

 

デビルマンcry babyを見た

デビルマンcry babyを見たので、その感想。

原作未読。エログロがすごいとの評判をどこかで見た。

 

地上波で見たCMがはちゃめちゃにカッコ良くて、いつか見なければと思っていたが、アマプラ民のためいつかいつかと言いながら見るのを諦めていた。

ところが、攻殻機動隊を見るためにネトフリを契約したので、とうとう見られることになった!

 

暗い色調、不穏な音楽、ビビットで目に刺すようなエログロの描写。世界観の表現が非常にツボで、どんどん引き込まれて一気に見てしまった。(GWで暇なのもある)

 

1話で可愛い主人公が飛び出してきた時は、大丈夫か?と思ったが、なるほど〜って感じでメインビジュアルの姿に!1話から駆け足の如くテンポよく話が進むので、なかなかトイレに行けなくて困った。

メインの明と了、ヒロイン一家、敵のような見方、味方のような敵。ダークヒーローを中心に、みんな魅力的なキャラクターに描かれている。一番印象に残ったキャラはラップ少年(ククン?)とみーこ。臆病な二人が惹かれ合った瞬間が素敵だった。劇中のラップは本物のラッパーが作詞、声優を勤めてて、1節1節ジャブを打つように胸に響いた。

 

キービジュアルでも劇中でも登場する泣き顔のデビルマンが好きだ。原作で泣くのかは知らないが、どれだけ強くなっても明が心優しい少年であることが現れていた。相手を思いやって苦しみながら闘う、疑問を感じながら闘う。ガンダムUCの「それでも”でも”と言い続けろ。」に近い、儚い正しさを感じた。そこに了の存在があって、終盤になるのがまあ辛い。

 

 

あんな爽やかに現れた了がどうして!と思えるまでもなく、登場シーン意外はどうしようもない了ちゃん。お前さえいなければ!これに尽きてしまう。